――ドラマパートの収録のご感想をお聞かせ下さい。
【寺島さん】
双子の兄のキョウは俺様っぽいＳキャラという設定なのですが、いい感じのＳ具合だったので演じていて楽しかったです（笑）。
強気なキョウが、ヒロインを気遣ったり、彼なりの優しさをみせたりするシーンが印象に残っていますね。

【羽多野さん】
集中力が切れることなく、スピーディーかつダイナミックな収録で助かりました。

――演じられたキャラクターの印象を教えてください。
【寺島さん】
Ｓというよりも、明るいやんちゃな少年というイメージです。
素直になれずについイジワルしてしまう子なのかなと思ったので、Ｓという設定ばかりにひっぱられないように自然に演じさせて頂きました。

【羽多野さん】
クールなドＳ王子様。指についた果汁をなめさせるシーンが印象的です。

――キャラクターソングを歌われての感想をお聞かせください。
【寺島さん】
ドラマパートの中で、ヒロインが響と玲の歌を聴いて涙を流すシーンがあり……ストーリー上で重要になってくる歌だなと感じました。
歌詞が、キャラクターが普段しゃべっているセリフに近くて、その雰囲気を保ったままいかに響らしく歌えるか、ＣＤを聴いて下さる皆様にどこまで訴え掛けられる歌になるか、というところを重視して歌わせていただきました。
聴きどころは、僕たちふたりは普段ユニットでも歌っているんですが、それとは違った『キャラクターを通してのコンビネーション』ですね！
楽しんでいただけたら嬉しいです！

【羽多野さん】
双子の響と玲ならではの、息の合った曲になったと思います。
相方の響を演じている拓篤とは長い間ユニットを組んでいるので、多分お互いにここはこうくるかなってなんとなく感じるんです。
なので、お互いの声に寄り添うかたちで歌えて、絆の深い響と玲の雰囲気をより濃く出せたと思います。
ドラマと同じように歌でも、俺様な響が、クールな玲をひっぱっている感じがあり、それぞれの個性があらわれているなと感じました。ドラマと合わせて聴いて頂き、恋歌ロイドの世界に浸ってほしいです。
聴きどころは、響と玲がそれぞれ、貴方への秘めたる想いを左右からかけ合っていくというところだと思うので、ぜひヘッドホンやイヤホンなどを使って、ひとつの音も漏らさずに聴いて頂けると嬉しいです！

――ご自身は、アナログ派とハイテク派のどちらだと思われますか。
【寺島さん】
アナログ派だと思います。ハイテク機器は面白がって使うんですけど、結局すべての機能を使いきれなくて……（笑）。
趣味でイラストを描くのですが、その時もデジタルよりもペンで直接紙に描いてしまいます。
デジタルでも頑張って描こうとは思っているんですが、アナログの方が性にあっていますね。

――ご自身がこれまで使ってきた電子機器についての印象的なエピソードを教えてください。
【羽多野さん】
その昔、「3○O」というゲームハードがありました。映像表現の細かさに驚いたものです。

―――ドラマCDを楽しみにしている皆様へメッセージをお願いします。
【寺島さん】
恋歌ロイド第三弾ということで、シリーズを楽しみにして下さっていた方はお待たせいたしました。
今回はシリーズで初めてキャラクターがふたりいるので、ふたりがかりで貴女のお耳を攻めることになると思います。心の準備をしておいてください！
貴女への思いが詰まったキャラソンも、楽しみにしていてくださいね！

【羽多野さん】
まさかの双子アンドロイド!?
音楽と共にダミーヘッドでのセリフもお楽しみください。